ちのコーチのブログ

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外国人(中国人)とのコミュニケーションについて③

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前回の話が少しマネジメントに寄ってしまったので、

今回こそはコミュニケーションについて触れたいと思います笑

 

まずは、「逃げずにしっかり向き合うこと」

あとちょっと表現が難しいのですが、

言語化してロジカルに伝える能力」

「人としての魅力」

みたいなものがあると良い気がします。

 

日本人同士特有の暗黙の了解や空気を読むみたいなものはあまり通じませんし、

特に陸続きで異民族と国境を接してきた国々の人々にとって、

言語化して、ぶつけて、確認することで信頼関係が生まれていくので、

「本社の指示」「上の指示」みたいなもので納得しないケースもよくあります。

(特に欧米系はそういう方が多い印象があります)

文化的な背景が異なると話もなかなか簡単に伝わらないこともあるので、

ロジックというのは一つ共通言語として力を持つ気がします。

 

ちなみに、私自身以前勤めていた会社が、部署の90%が外国人だったのですが、

DirectorやVice President(部長、事業部長クラス?)の方々は、

「リーダーシップ」もあったように思えます。

よくコミュニケーションはとるけど、最後は自分で決断するというような。

リーダーは部下からの質問にちゃんと答えないと舐められちゃいますしね。

ちなみに私の上司(ドイツ人)はスキルもロジカルさもあまり高くなかったのですが、

物腰が柔らかく、人としての魅力みたいなものに優れていました。

結果、みんな「まあしょうがないか」みたいな感じになっていました笑

日本に出張に来るとみんなに酒を注いで、労ってました。

今でもたまに思い出して、ああいう姿勢を見習わないと、と思います。

 

あとは語学ができないからと逃げ腰にならないことも大事です。

私もドイツ人上司含む最初のミーティングで一番最後に英語でプレゼンするという

ミッションがあって、終わったのは夜中の12時半くらいでしたが、

しばらく頭が回転しすぎて寝られず笑

さらに翌日は寝坊して遅刻しました。。

「これはちょっとやばい。この部署でやっていけるかな。。」

と一瞬思いましたが、逃げると逃げ癖がつきそうで嫌だと若かりし私は思い、

踏ん張ってみました。

 

不思議と逃げずに続けていくと段々慣れていきますし、

拙いながらも頑張って話す姿を結構みんな暖かく見守ってくれます。

日本人が英語苦手なのは有名だからですかね笑

あとは遠慮せず何回でも聞き返したり、

今日の内容メールでも送ってとお願いするなどしても良いかもしれません。

慣れるまでは、オンラインよりオフライン、大人数より一対一と難易度を下げることもおすすめです。

(こういうご時世なのでなかなかオフラインは難しいかもしれませんが)

 

ちゃんと向き合って、

相手の意見や気持ちを理解しようとして、(同意しなくて良い)

自分の意見を拙くてもなるべくロジカルに伝える

ということが大事なのかなと思います。