大企業と中小企業の3つの違い③
第1回で、大企業とスタートアップでは、次の3つの違いがあるとお話しました。
1.内部統制
2.仕事の仕方、求められる能力
3.人材や採用について
今日は3についてのお話をしたいと思います。
過去の記事はこちら↓
3.人材や採用について
ここではスタートアップにいる人材やそこでの採用についてお話します。
まず、どんな人材が多いかですが、
これは業種や役員陣のタイプ等でさまざまです。
ただ、前回お伝えした、
「自走する人材」
はスタートアップは大企業に比べ多い気がします。
受け身な人材は評価されにくいし、いづらくなってくるというのもあります。
大企業で活躍できる条件と
規模の小さい会社で活躍できる条件
には少し違いがあり、
仕事の仕方や考え方が違うので注意が必要です。
ただ、
「大企業での経験、整った仕組みやシステムは引き出しになる」
という利点があります。
この引き出しには何度か助けられた記憶があります。
「こういうの前の会社でどうやってました?」
とは何度も聞かれました。
特に一からいろんなものを作っていくときに、そういうイメージは時間短縮や品質担保にもなります。
その引き出しの中身を持ち寄って、
「うちに馴染むのはこういうのかな」
と考えながらシステムや仕組みを入れると、
やっぱり効率的です。
社歴が短いということを逆手にとって、そうやって貢献できると、皆さんが思っていらっしゃる以上に評価されやすいと思います。
部門の垣根も大企業より低いので、問題を見つけて解決したい方は、問題はゴロゴロ転がっているので、やりがいあると思います。
あと事業側には個人事業主みたいな従業員も比較的多い気がします。
つまり、
自分で案件を引っ張ってきて、自社のリソースを使い、スキームを作り、それを新規事業にする。
なかなか、大企業ではいないタイプですよね。
こういう人はビジネスを作る非常に優秀な方である一方、頻繁にコミュニケーションを取らないと情報が得られず、情報共有の優先順位が低い印象があります。
個人事業主=社長のマインドなんで、しょうがないかもしれませんが。。
ということで、3つの違いについてご紹介してきました。
他にも色んな違いがありますが、大企業から転職する目線で気になる部分について、ある程度イメージできましたら幸いです。