ちのコーチのブログ

コーチングを中心にキャリアや日本酒、外国人とのコミュニケーションなどについて

管理部門のキャリアに思うこと⑤

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前回の続きです。

採用側の目線でこんなことが気になりますというお話をしました。

1.社風マッチ

2.スキル、経験のマッチ

3.一緒に働く上司、同僚、部下とのマッチ

4.志望動機やキャリアプランが見えるか。

 

今回は後半について書きたいと思います。

ちなみに前回の記事はこちら

経理等の管理部門のキャリアに思うこと④ - ちのコーチのブログ

 

3.一緒に働く上司、同僚、部下とのマッチ

 

これはシンプルにしょうがないですね。

求職者側はこの情報を持っていないので。

採用企業側が部門構成やメンバーのタイプ等見ながら、判断することになります。

ここに対してできることは特にないように思えます。

どこがネックかわからないですしね。

部下が主体性ないから引っ張って欲しいのか、

部下の主張が強いので、交通整理や指導して欲しいのか、

内容次第で求める人物像は全然変わりますしね。

 

4.志望動機やキャリアプランが見えるか。

 

これは、会社によって異なるかもしれませんが、私は結構掘り下げます。

まず知りたいのは、

「この人が辞めるとしたらどんな時だろう?」

というところです。

現職を辞めるという判断をされている方が、

採用後に同様にやめないかどうかということです。

同時に

「現職で状況を変える努力をどの程度したのか」

について知りたいというのもあります。

 

ここは嘘をついてもしょうがないので、正直に話した方がお互いいいと思います。

 

あと採用側からすると、

「求職者の方が望んでいるキャリアが当社で得られるか」

も大事にします。

そこが合わないと、やはり長くいてもらえないと思ってしまいますね。

もちろん、求職者の方の立場からしても、

「望むキャリアパスが得られるかどうか。ダメだとして、どんな道があるのか」

は重要な部分かと思います。

ここのすり合わせもやっておいた方が後々いいのかなと思います。

 

ちなみに、勝手な印象ですが、伝統的な日本企業はこういう質問を嫌がります。

給与や福利厚生は十分なんだから、会社の指示に従えってことなのでしょうか。

そこも含めて、合う合わないなのでしょうね。

 

じゃあ自分はどうしたいのか、悩む場合はぜひコーチングを活用してもらうことも

検討ください。

https://chino-coach.hatenablog.com/about